自己紹介。
人生に迷い、休学と休活を選んだ大学三年生です。
あらゆるものに自信をなくしていたとき、友人の「できるできないじゃなくて、すきかすきじゃないかの尺度で物を見たら?」の提案で好きなものをもっとアピっていこう、と決意。
私の好きなもの。
その1、食器
日本の焼き物が好きだ。
このあいだ沖縄に行ってからは、分厚くてしっかりしてて、土っぽさがある壺屋焼が気になりつつある。
(こんなかんじ)
だけど沖縄にも、小鹿田焼の特徴でもある飛び鉋の柄が入ったお皿はあるし、窯元によって同じ地域でも全然性質が違うこともあるし、焼き物は奥が深すぎてまだまだ片足の親指を突っ込んだくらいだ。
日本の焼き物、とはいったものの、私が食器に興味を持ち始めたきっかけは北欧食器。
ittalaのteemaに一目惚れして、そこからInstagramのタグを漁るようになったら、インスタママ(主に0〜3歳の子供を持ち、完璧なまでの食事写真をInstagramに載せる母親)の食器センスにどハマりしてしまった。
ittalaが出してるシリーズはほぼ名前がわかるようになったし、インスタママに大人気のARABIAやロールストランド、お皿に限らずテーブルウェアが気になって、知らないお皿を見つけるたびにハッシュタグを探してそれをググってた。
けど北欧の食器たちはどれも高すぎて、しかもなかなかネットでしか見る機会がない。それに一時期(これぞ私の求めていた道)とさえ思えた「北欧暮らしの道具店」も、扱う商品がずーっと代わり映えしないからだんだん興味が失せた。
インスタで人気の人が使うものは、入荷したと思ったらすぐsold out。
みんなミーハーだなぁ(笑)とか思いながら、やっぱりまぁ私もミーハーなので欲しくなっちゃうんだよね。そんな自分に嫌気がさしたのかもしれない。
その点日本の焼き物は、いろいろなお店にいろんな作家さんのものがおいてあって手に取ることもできるから、個性的な器をじっくり見られるのが好きだなぁ。
その2、Instagram
「好きなものが無い、何にも詳しくない、研究発表どうしよう」
と嘆いた私に、コメントが雑でおなじみのゼミの同期が
「テーマインスタにしたら?」とアドバイスしてくれるくらい好き。
インスタあるあるだったら、普段の1億倍人と語り合えると思う。
といいつつ、たまに日常の綺麗な部分だけを切り取ってまたさらに取り繕って加工するインスタが嫌になるときもある。
だけどやめようかな、と思ってもやっぱりやめられない、それがインスタだと思う。(ドヤ)(たいていのSNSはそう)
っつって簡単に終わらせようと思ったけど、なんで好きなのかなって考えたときに、
- 単純に写真がうまく撮れたらみてもらいたい!し、こんな日常送ってますと知ってほしい!(発信側)
- 他の人がどこに行って何を切り取るのかを知れる!プライベートを垣間見れる!(受信側)
とくに、変態的というか犯罪的なんですが私は身近な人もしくは全く関係ないひとのプライベートを覗くのが大好きで。
たまーに夕方歩いてて、知らないひとの家のカーテンが少し開いてて、中が見えたりするとちょっと興奮する
仕事でしか付き合いがないひとの、家族の話とかを聞くのが萌える
みたいな感情の延長線上にインスタの覗き見があるのかなぁって思う。
(そんなこんなで現フォロワー数180に対してフォロー数400人近いから、ちょっとフォロー外していこう、と思ってる所存)
その3、手作り
上手くはないけど、パンやごはん、手芸が好きだ。
幼稚園のときはウチに1種類しかなくて着せ替えできない不便さから、リカちゃん人形の服をつくってた。(ポケットまでつけてた、すごくね)
手芸クラブだった小学生のころはもうバスや電車でも編み物、という勢いでマフラーを編んで、やっとこさ編み上がったものを誰にあげるかとても迷った覚えがある。今思えば、白と蛍光ピンクの手触りもそんなよくないもので、誰もいらねぇよ、と思う代物なんだけど。
そして、人生で一番の堕落期である中学生時代は、学校から帰るや否や自分の好きなものを作って食べながらディズニーチャンネルを見る生活を送っていた。(そういうわけで、中一から中二で10キロほど太った)
料理もお菓子もまだまだレシピ(クックパッドは無敵。)を見て、分量をはかって、順番通りにやっていかないとできないし、彼氏の家で煮物を作れば鍋を焦がすけど、好きなものは好き。
最近はパン作りに微妙に目覚めて、くるみパンだけやたらマスターしている。
ずっと気になってた白崎茶会のパン作りの本にこの間近所のTSUTAYAで偶然出会ったから、これを機に一次発酵からパンを作ってみたい。
その4、フィルムカメラ
大学二年生の夏に「何か思い切ったことしたい!!!」と思って7万ほどで買ったフィルムカメラ。
フィルムの入れ方、取り出し方すら知らない私の手元にやってきたNikonのFM10ちゃん。
はじめはシャッターも押せないし巻けない!みたいなトラブルもたくさんあったものの、藤沢駅に昔からあるキムラカメラのおじいちゃんやカメラ愛好家のおじちゃんに助けられながら撮影と現像に出すまではできるようになった。
なんでそもそもフィルムカメラ買ったんだっけ、って思って、最近思い出した。
フィルムカメラの特徴としてもよくいわれる「自然な光が溢れる感じ」がとても好き。
なんでかフィルムカメラの写真をみると、高校の青春という感じがする。ハジけた感じのではなくて、もう手に入らないものみたいな意味で。
自分の高校生活ではフィルムカメラを触ったことも、写真を見たことも、フィルムカメラに撮影されるような素敵なロケーション(←勝手なイメージ)があったわけでもないんだけど。
写真の余白だったり、切り取られた物、人の表情だったりに切なさを孕んで、一瞬の感情を扇情的にして突きつけてくるものなのかな、という気がしている。
まだまだ自分で撮影するものは、何の感情もわき起こらない(といったら嘘になるけど「あーたのしかったなー」「あーここよかったなー」くらいの)ものがほとんどだから、もっともっといろんなもの、場所、人を撮影したい。
その5、記録
私は自分で言うのもなんだけど几帳面な方だと思う。
使ったお金も、何かを見たチケットも、お店の名刺も、記録せずにいられない。
ちょっと前まで三食、食べたものを写真で記録してた。(iPhoneのカメラが壊れてからやめた)
授業のプリントは順番通りに揃えてたいし(まぁ一回は必ず休むからほぼ揃うことはないけど)、種類別にものを仕分けるのが大好き。
だけど、あまりに完璧に揃うことを求めすぎて物が多くなる、整理ができなくなる、集めたはずのものを失くす、揃わない、どうでも良くなる、みたいなサイクルをずーっとして結局ここまで本末転倒な人生だと思う。
だから2016年の目標を決めるためにまずしたことは「記録するものを決める!」だった。
それで結局、元旦の日記に書かれた
「選ばれし記録すべきこと」は
・本の感想
・映画の感想
・展示の感想
・感情
・使ったお金
・食べたもの
・行ったところ
・着てた服 ……
いや無謀‼︎‼︎‼︎‼︎
これ毎日やるとかどんだけ暇人だよ。
と、3日も続かなかった今となっては思えるけど。年始は特に何か焦ってて、真剣に「なにか見える形にしておかなきゃ」と思ってた。
このはてなブログも媒体が違うだけで同じようなものだから、続くかはわからないけど。(笑)特にしょっぱなからこんな力作(書き始めてすでに1時間くらい経ってる)を書いてしまってはあとが不安でしかない。ま、それくらいの続くか続かないかわからないけどくらいのつもりで書いています。
記録するものが多すぎて無謀だからとリセットして、2/8に「ノートの用法変更!」と宣告している私。
側から見たらバカみたいなことしていると思う。
自分の中で整理して折り合いをつけられないから、書いてみないと物事が進まない。
頭の容量も小さいから、必死で考えたことも、人に聞いて心動かされた発見もすぐ忘れちゃう。
だからこそ、記録することは私にとって大切でやらなければ気が済まない好きなことなんだと思う。
(OZ plusの「わたしとノート」は、ただただ日々の記録に対するハードルがブチ上がるだけだから、真似しようとは思わない方が良い。)
というわけでとりあえず5つ、私の好きなものについて、なんで好きなのかせまってみた。
またこれから、思いついたら好きなことは増える予定。
このはてなブログを何に使うかはまだ考え中。
まぁインスタでもない、タンブラーでもない、考えを飾らずに書くブログにできたらと思います。