春が大好きなはなし
春になると毎年思う。
桜って良いな〜〜。と。
そして毎年のことながら、桜が蕾を出して咲くのは本当にあっという間で驚く。
先週まで枝だったじゃん!!!!
駅に向かう道にたくさんの桜が植えられた公園がある。
見慣れたその公園も、桜が咲いたときは桜の花がそこにあるっていうだけで、同じ木なのにめちゃめちゃ特別な存在になる。
この公園は道路沿いにあって遊具もあまり置いてないんだけど、ずーっと前から3匹くらいの動物の置物?がある。
小さい時は、乗って遊ぶものだと思ってた。
だけど去年の春に桜を見ながら駅に向かってて気がついた。
この上を向く動物たちは、一年中この桜の開花を待ちながら見上げてたのかなぁと。
そう思ったらこの公園を作った人が愛おしくなった。
だって、桜が咲く1週間以外はずーーーっとここ枝だよ。
いい話ダナー
今日は中高の友達と公園に桜を見に行ってきた。
(駐車場からもう見ごたえ満載)
道中も桜が咲く場所があるとあー綺麗、あーあそこも咲いてる、と。
この感じ…何かに似てるな、と思って考えてみた。
・旅行した時の、名産品を食べておかなきゃ精神 ……?
・水族館とかに行った時の、とりあえずよくわかんない魚も写真に収める精神 ………?
だけど同じ現象があるようで、これだ!ってのを思い出せなかった。
公園の桜はもう惜しげも無く咲き乱れてて(この言葉考えた人すごい)ってほど咲き乱れてはなかったけど、まだ6分咲きくらいだったみたいだけど、もう分けて欲しいくらいたくさんの桜が植わってた。
てかむしろおなかいっぱい、ってかんじ。
あぁ、この要素が道中の桜を見て思ったことの肝なんだな。
ちらほらあると貴重なことに気が付けるけどたくさんあると慣れてしまう。
うーん、だけどやっぱりそれが何かわからない。
菜の花とコラボ。🌸🌼🌸🌼
春はつくづくいい季節だなー。
毎年冬になると病んで、春になると不思議と気分があがる。
きっと年度の終わりで色々な大きいことが終わってて考える時間がたくさんあった状態から、新しい年度が始まって頑張らなければどうしようもない状態になるからっていうのもあるんだろうけど、やっぱり暖かい、優しいこの春の空気感(なんて言えばいいのかほんとボキャブラリーなくて分からない)がそうさせてくれる面もあるだろうなと思う。
夜運転しながら窓開けたときに、寒くも暑くもないやわらかい風が顔に当たって、とてつもなく懐かしい気分になった。あーそうそう、こんなにおいだったんだ、こんな風だったんだ、春って。(安っぽい演劇くらい陳腐な表現しかできない)
このやわらかい風を感じてあのわくわくするにおいをかぐと、色んな春の思い出が蘇る。楽しかったことだけじゃないから切ない気持ちにもなる。
これ誰にも伝わらないけどほんっとにたまらない気持ちになるんだな。すぐに思い出せる。
春が大好き。