納豆ごはんは世界を救う

第五人格とキャンプにハマる27歳の内省ブログ

「ロシアの作曲家」

https://youtu.be/YOZmlYgYzG4


めちゃくちゃ面白い、春祭バレエ。
一言で言うと狂気を感じる、
同時にそれまでのクラシックとか聴衆を馬鹿にしてる感じとか、新しいことをしたい切実さみたいなのが痛いくらいに伝わってきて目が離せない、、
一見きれいなメロディが演奏されている
(ファ#〜ド#ファ#ミレ#ド# ミファ#ド#……)
裏で、半音をぶち当ててきてるのとか、最高すぎるよ…。
(ミ#〜シ#〜レ#〜ラ#〜レ#〜シ#)
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一部の終わり Dance to the Earthで老人が出てくるところも鳥肌でした、ぜひみてみて。

最近、自分はロシアの作曲家好きやな、と思っている。
ストラヴィンスキーショスタコーヴィチプロコフィエフ
バッハ、ベートーヴェンブラームス、などドイツの作曲家も好き。
堅苦しくて重々しくて、生真面目な感じ…

ロシアの作曲家といっても、別にずっとロシアにいたわけではないんだろうけど。

クラシック音楽は知れば知るほど深くて、どんどん自分がいかに何も知らないかを知って途方に暮れるみたいなところあるなと思った。演奏者には敵わないし。

昨日は仕事で海外に何十年もいる卒業生へのインタビュー企画に参加した。その人の話は全て現実味があって、キラキラしたことだけを語るわけではなかった。なぜ日本人の自分がここにいてなぜ西洋音楽を演奏するのかを考えていたそうだ。最近は、自分は大きな世界の一部ということを感じ始めた、とおっしゃっていたが、その言葉だけでは私はわかった気にもなれない。そんなふうに感じられるのは膨大な経験値、いろんな背景を持つ人とのコミュニケーションがあるからこそなんだろう。。

日本人の私たちが西洋音楽をやること自体がグローバルなんだからそこは自信を持って、世界に踏み出してみてください、とおっしゃっていた。
なるほどねぇ、、
あのインタビューを、いまピアニストになりたくてピアノを習っている子供たちにも見てもらいたいなと思った。

そう、だから、クラシック音楽というものに対して、
少し前まではなんで昔の音楽を繰り返し繰り返し演奏するのか?とか、西洋至上主義みたいにならないか?とか思っていたけど、それも一つ今の時代においてやることにも深い意義があると思う。クラシック音楽のそもそもの始まりは楽器の発明とか音階の発明とかな訳だから、それに気がついた人のことを勉強したり、今当たり前のように用いてる前提について考えたり調べたりしたいな、と思う。

なんかまとまらなかったけど、春の祭典面白くて最高ー!って話でした。